SMT保管設備RFPテンプレート:仕様書でベンダーを正しく比較する
SMT部品保管設備の調達向け無料Excelテンプレート — 9セクションの要求仕様チェックリストと加重評価スコアカードを1つのワークブックにまとめました。
カタログ比較では正しい選定ができない理由
自動倉庫やスマートラックの見積もりは、カタログ同士では比較できません。あるベンダーは収容能力を7インチリール換算で表記し、別のベンダーは混載ポジション数で表記します。ソフトウェアが本体に含まれる会社もあれば、ライセンス別売りの会社もあります。設置費込みもあれば工場渡しもあります。比較可能な数字を得る唯一の方法は、全ベンダーに同じ要求仕様リストへ回答させること — それがRFP(提案依頼書)テンプレートの役割です。
このテンプレートは無料で、要求仕様部分はベンダー中立です。価格と適合性を実際に左右する項目 — SMT自動倉庫の価格相場ガイドやチップカウンター価格ガイドで解説しているコスト要因 — をそのまま記入式にしてあります。
テンプレートの内容
- シート1 — RFP要求仕様チェックリスト(9セクション・約47項目)。各項目に「貴社の要求値」「優先度(必須/推奨/任意)」「ベンダー回答」の記入列があります:
- 会社・プロジェクト概要
- 収容能力とフォーマット(リール棚卸、増加見込み、床面積)
- MSD・環境管理(湿度目標、J-STD-033フロアライフ追跡、ESD)
- スループットと運用フロー(入出庫数、段取り替えピーク、キッティング、返庫)
- システム連携(ERP、MES、UIDラベル、X線カウンター連携、AGV)
- 設備・サイト条件(床耐荷重、電源、ドライエア、搬入経路)
- ソフトウェアとトレーサビリティ(FIFO/FEFO、権限、監査エクスポート)
- サービス・保証(SLA、補修部品、トレーニング、リモート対応)
- 商務条件・評価(納期、設置範囲、導入実績)
- シート2 — ベンダー評価スコアカード:10の評価基準に重みを設定し、最大3社を1〜5点で採点。加重合計は自動計算されます。
スコアカードの使い方
重み付けは見積書を開く前に決めてください — それが公正な評価を守る要点です。多品種少量のEMS工場ならスループットと連携に、医療・航空宇宙ならトレーサビリティと監査エクスポートに、スペースに制約のある工場なら密度に重みを置く、という具合です。採点は各社の書面回答のみを根拠に1〜5点で行い、3点未満には理由の記録を必須にします。加重合計は「最も声の大きいカタログ」ではなく「貴社の要求仕様」でベンダーを順位付けします。
テンプレートをダウンロード(.xlsx)
送付先をご記入いただくと、ダウンロードがすぐに始まります。迷惑メールはお送りしません — 確認メール1通のみ、それ以外はご了承なしに送りません。
ダウンロードを開始しています。始まらない場合はこちらからダウンロードしてください。
準備ができましたら、構成見積もりをご依頼ください — このテンプレートの項目に沿ってご回答します。
よくある質問
このRFPテンプレートはベンダー中立ですか?
要求仕様セクションは、どの保管設備ベンダーでも回答できるように書かれています — 収容能力、MSD管理、スループット、連携、サービス。これは本来どのベンダーにも(Neotelにも)問うべき項目そのものです。このテンプレートに基づくRFPには、1〜2営業日以内に構成見積もりでご回答します。
ファイル形式は何ですか?編集できますか?
標準のExcelワークブック(.xlsx)で、要求仕様チェックリストと加重スコアカードの2シート構成です。すべて編集可能で、項目の追加、重みの変更、ベンダー列の追加も自由です。Google SheetsやLibreOfficeでも開けます。
要求仕様はどこまで詳しく書くべきですか?
わかる項目を記入し、不明な項目は「ベンダーへの質問」として印を付けてください。送付前に力を入れる価値があるのはリール棚卸(収容能力の算定根拠)と連携要件(ERP/MES範囲は見積もりと実態のズレが最も出やすい箇所)の2セクションです。方式選定自体はSMT自動倉庫の選び方ガイドが参考になります。