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SMDとは?表面実装部品の種類・チップ部品サイズ一覧・SMTとの違い


SMDとは — リール供給される表面実装部品の保管管理
SMD部品はリール単位のID管理が取り違え防止の生命線

SMDとは:30秒でわかる定義

SMD(Surface Mount Device/表面実装部品)とは、基板表面に直接はんだ付けされる電子部品の総称です。よく混同されますが、SMTが「技術・工程」を指すのに対し、SMDは「部品」を指します。SMD部品の大半は紙またはエンボステープに収められ、リールで供給されます。

SMD部品の主な種類

チップ部品サイズ一覧 — インチ/ミリ混在に注意

ミリ系呼称インチ系呼称寸法(mm)備考
321612063.2 × 1.6電源系で現役
201208052.0 × 1.25
160806031.6 × 0.8汎用の主力
100504021.0 × 0.5スマホ世代の標準
060302010.6 × 0.3⚠️ ミリ0603=インチ0201
0402010050.4 × 0.2極小・専用機材前提

表の太字が示すとおり、「0603」はミリ系とインチ系で全く別の部品を意味します。部品表・リールラベル・装置設定でどちらの系か必ず確認してください — この取り違えは実在する事故パターンです。

SMD部品の取り扱い:小さくなるほど「記録」が命綱

0402(ミリ)クラスになると、部品単体の目視識別は事実上不可能です。つまりリールのID・ラベル・保管位置の記録だけが部品の身元を保証します。ESD対策・保管環境・MSL管理に加え、リール単位の登録(入荷時のID付与)と保管位置の追跡(自動倉庫)が、SMD時代の品質管理の土台です。残数の確定にはX線カウンターが使われます。

よくある質問

SMDとは何ですか?

Surface Mount Device(表面実装部品)の略で、基板の表面に直接はんだ付けする電子部品の総称です。チップ抵抗・積層セラミックコンデンサ(MLCC)から、QFP・BGAなどのICパッケージまで含みます。実装方式(技術)を指すSMTに対し、SMDは部品そのものを指します。

SMDとSMTの違いは?

SMT(Surface Mount Technology)は表面実装という製造技術・工程を指し、SMD(Surface Mount Device)はその技術で実装される部品を指します。「SMTラインでSMD部品を実装する」という関係です。

チップ部品のサイズ規格にはどんなものがありますか?

インチ系とミリ系の呼称があり、同じ部品でも2つの呼び方が混在します。代表例:1608(ミリ)=0603(インチ)、1005=0402、0603=0201。図面・部品表でどちらの系か確認しないと、3.2mm品と0.6mm品を取り違える事故(例:どちらも「0603」と表記され得る)が起きます。

SMD部品の取り扱いで注意すべき点は?

静電気(ESD)対策、吸湿性部品のMSL(フロアライフ)管理、リール単位での識別管理の3点です。部品が小型化するほど目視確認は不可能になり、リールのID管理と保管位置の記録が取り違え防止の生命線になります。